そんな折、たまたま函館出張の機会があり、そのことが問題をあっさり解決してくれました。道南地域はもともと松前漬けの発祥でもあり、原料には細長く刻んだ昆布やスルメが使われています。当然それを専門に行なう加工業者があります。函館の工業技術センターを通じて業者を紹介してもらい、早速訪問。
昆布加工品はさすが道南特産品の代表格とあって、昆布を刻む機械の専門メーカーがあるほどです。刻み業者の工場を見せていただき、何十キロもの昆布が圧縮されカッターでザクザク刻まれて行く様子は圧巻でした。
雄武の昆布を刻んでくれるかとの問いに快く引き受けてくださり、少ないロットでもやってもらえることになりました。
この業者の社長さんは若い方で、大変気持ちの合う方でした。こらからの昆布加工の中心を担っていきそうな人柄が、その存在感と造詣の深さからうかがい知れます。夜遅くまで話は尽きず、こらからも色々な場面で互いに協力をと約束を交わし、大きな収穫を得て帰路についたのでした。